奈良の御所市の名柄にある手紙カフェは古い郵便局を改装したカフェで、郵便資料館も併設されています。正式名称は郵便名柄館Tegami Cafe(テガミカフェ)です。
築100年の「名柄郵便局」を利用し、2015年(平成27年)春に約2年間かけてリノベーションされ生まれ変わりました。
郵便名柄館は白く明るく開放的な空間に、当時の面影を偲ばせる、昔使われていた道具や切手等を見学できる資料館とカフェが併設されています。
カフェでは、スイーツやドリンクのほか、ランチもいただけます。
手紙カフェのある、御所市郊外の名柄(ながら)という集落は、古い時代に建てられた家屋が細い路地に立ち並び、独特の風情を醸し出しています。
こちらの手紙カフェの他に近くには人気の梅本豆腐店さんもあります。
アクセスは、駅から歩いて40~50分かかるので、車かバスがおすすめですが、バスの本数は少ないです。
葛城の道の途中ですので、一言主神社や九品寺などもあり、駅まで自然と歴史を感じながらの散策もおすすめです。
御所の手紙カフェでランチ食べてきました
郵便名柄館Tegami CafeのランチはTegamiランチ1種類です。
入ったところに、ランチの内容がわかるようになっています。
Tegamiランチは、野菜がたっぷりで、地元産にこだわった食材が使われています。
月でランチメニューがかわります。ご飯も、地元のお米・吐田(はんだ)米で、11月からは新米で、お米がつやつやに光っていました。吐田米は甘みがあっておいしかったです。
ご飯の量(多め・少なめ)を聞いていただけるし、+100円でおかわりもできます。
お米や豆腐、卵、醤油まで地元産という、こだわりのランチです。
特に、大好物の里芋の揚げ出しはおいしかったです。
ドリンク、ミニデザートが+200円でセットできます。
ミニデザートは柿のムースでした。
御所は甘柿のルーツとされる御所(ごしょ)柿発祥の地でもあるんです。
お料理も、心を込め調理してる感じが伝わってきました。
御所の手紙カフェのメニュー
資料館はカフェを利用しなくても見学できますが、レトロモダンな素敵な雰囲気なので、ゆっくりお茶するのもおすすめです。
テガミコーヒー 600円(税込)はじめ、飲み物(和紅茶・リンゴジュース)には、オリジナル切手付きだそうです。
葉書や色鉛筆などもあるので、記念に、ここでお手紙を出すこともできるそうです。
天使のパフェ 600円(税込)など、デザートも充実しています。
天使のパフェは2017年公開の映画「天使のいる図書館」で主人公が注文したパフェなんだそうです。
本日のデザートもおいしそうです。
季節限定のモンブランは、すでに売り切れていました。
手紙カフェのお店の様子
私たちのように、葛城の道の散策の途中の方、こちらのカフェを目的に来られている家族連れや女性達、ご近所の男性等、いろんな方たちが利用されていました。
店内は白を基調とした内装で、レトロでとても落ち着きます。
照明や小物たちもかわいいです。
昔の電話も。当時は電話の後ろのスペースに電話交換手さんがおられたそうです。
いろいろ、昔使われていた道具が展示されています。
お庭には、古い郵便ポストや珍しい切手の大型レプリカが飾られています。
手紙カフェの基本情報
住所 | 御所市名柄326-1 |
電話番号 | 0745-60-8386 |
営業時間 | 11:00~16:00(ラストオーダー15:30) |
定休日 | 火・水曜日 |
アクセス | JR ・近鉄御所駅から徒歩約45分 車利用の場合は、西名阪自動車道香芝ICから約30分。専用駐車場11台 |
ラストオーダー15:30なのでご注意ください。
郵便名柄館Tegami Cafeの駐車場
テガミカフェには、駐車場も11台分あります。
ただ、隣接していないので、少しわかりにくいです。
駐車場はお店から50mくらいの場所にあります。
県道30号(山麓線)を五条方面へ向かって行き、名柄の交差点を過ぎてしばらくすると、梅本豆腐店さんの看板が出ています。そこを左折、そのまま東へ進むと正面突き当たりが、Tegami Cafeさんの駐車場になっています。道が狭くなってるので気をつけて運転して下さいね。
駐車場の前の立派な家は中村家住宅です。
慶長年間に造られ代官を務めた方の豪邸で,切妻造段違、本瓦葺、古風な開口装置や納戸構えのある「なんど」など御所市では現存するなかで最も古い重要な建築物で国と県の重要文化財にも指定されています。
内部の見学はできませんが、通りから建物を眺めることができます。
駐車場から北へ歩いて行くと、落ち着いた街並み、左手の淡いピンク色のレトロな建物が、お店です。
昔ながらの、円柱の真っ赤なポストも!!
郵便名柄館って
名柄郵便局は、1902年(明治35年)に郵便受取所として開局し、1905年(明治38年)4月には「名柄郵便局」となって、郵便のほかに貯金、保険、為替、電信そして電話などの業務を行ってきました。旧名柄郵便局舎は、1913年(大正2年)に完成した、木造平屋建て、寄棟屋根の建物です。
名柄郵便局は、1975年(昭和50年)に新郵便局の開設に伴って局舎としての役割を終えました。建物は、所有者から御所市へと無償貸与され、貴重な歴史的産業遺産として、国の補助金と、地元の名柄出身の作家・堺屋太一さんからの寄付金等により、改修されました
郵便名柄館Tegami Cafe(テガミカフェ)のまとめ
御所の方はあまり行く機会がないので、なかなかいけませんでしたが、可愛らしい雰囲気も素敵だし、女子受けしそうなカフェです。
地元の方にも愛されている、人柄のいいお店の方たち。
郵便名柄館Tegami Cafe(テガミカフェ)はまた利用したくなるお店です。
名柄(ながら)という御所市郊外の集落は古い時代に建てられた家屋が細い路地に立ち並び、独特の風情を醸し出しています。人気の豆腐屋さん、醤油屋さん、神社もあるので散策にもおすすめです。
次回は、天使のパフェなどカフェ利用をしたいと思います。
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