にゅうめんってご存じですか?
にゅうめんは、素麺を温かいダシで食べる料理で、奈良県の郷土料理です。
私は奈良県民なので、にゅうめんは知っていますが、奈良の郷土料理とは知らなかったです。
また、子供のころは、残ったそうめんをお出汁やお味噌汁に使ったものというくらいの認識で、にゅうめんとわざわざ呼ばなかったようにも思います。いつからこんな注目の食べ物になってきたのか???
そうめんとにゅうめんの違いは冷たいか熱いかの違いです。
そうめん(素麺):ゆがいたのを冷し、冷たいだし汁に薬味や具をいれて頂きます。
にゅうめん(煮麺):ゆがいた素麺を温かいだし汁に入れ薬味や蒲鉾等の具を加えいただきます。
ゆがいたそうめんにつゆをかけて食べる場合も、冷たいものはそうめん、温かいつゆをかけるとにゅうめんとなるんですね^^
今回は、そうめん発祥の地三輪素麺のにゅう麺が手軽に作れる商品をご紹介したいと思います。
三輪素麺はそうめん発祥の地の素麺です
日本を代表するそうめんと言えば、兵庫県の「揖保乃糸」、奈良県の「三輪そうめん」、香川県の「小豆島そうめん」の3つがあげられます。それぞれに特徴が違うので、食べ比べてみるのも楽しいです。
何といっても、三輪素麺の細くこしの強い食感が一番好きですけどね^^
三輪素麺は、古代より神の鎮まる山として信仰される三輪山の麓は、そうめん発祥の地でつくられています。
そうめんは、1300年以上前に、小麦の栽培が盛んな三輪地域で作り始めたのが起源と伝わってます。江戸時代に伊勢参りにきた人々の間で「大和三輪素麺、名物なり、細きこと糸のごとく、白きこと雪のごとし」と評判となり、全国的に有名になったそうです。
三輪素麺の歴史
いまから千二百余年を遡る昔のこと。日本最古の神社、三輪山の大神神社で、ご神孫・大田田根子の子孫で八二七年に三輪族の氏上にも任ぜられた狭井久佐の次男穀主朝臣が飢饉と疫病に苦しむ民の救済を祈願したところ、神の啓示を賜りました。仰せのままに肥沃な三輪の里に小麦を撒き、その実りを水車お石臼で粉に挽き、癒しの湧き水でこね延ばして糸状にしたものが、そうめんの起源と伝えられています。
その後、三輪地方ではお米や農作物の生産の他、寒い冬の時期を利用して、たくさんの家々で、そうめんを家内製造をしていました。
冬は気温が低く、山から吹き下ろす冷たい風がそうめんの乾燥に適しています。冬にそうめんを干す風景は、三輪地方の風物詩だったそうです。
奈良のにゅうめんがお手軽に食べられます
奈良の郷土料理、にゅうめんが手軽に食べられる商品がいっぱい出ているんです。
その、一部をご紹介します。
三輪山本の白龍にゅうめん
大好きな白龍にゅうめん
白龍は三輪山本さんの極細ソーメンで大人気商品です。ソーメンでもとっても美味しいです。
その、白龍の上品なにゅうめん
手軽に贅沢 白龍にゅうめん、比叡ゆばの食感もプラスされています。
器に麺とお湯を入れ、ラップをせずに電子レンジで1分20秒でできちゃいます。もちろん、お鍋でも調理していただけます。
お中元やお歳暮、お見舞い、手土産と奈良のテッパンのギフトです。
もう少しお安かったら、自分用にももっともっと購入できるのですが^^;
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三輪山本さんでは、白龍にゅうめんの他にも
こちらのにゅうめんも出しています。にゅうめん、カレーにゅうめん、梅にゅうめん、山菜そばなどのシリーズも出しています。
白龍にゅうめんと細さも違うので、出汁のお味も違います。
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こちらの即席にゅうめんは、カップにお湯を注ぐだけのカップタイプもあります。
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池利のにゅうめん
三輪山本さんと同じく、三輪素麺の老舗、池利さんからも、即席にゅうめんが発売されています。
カレー・わかめ・鶏白湯の3種類
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にゅうめんのまとめ
今回は、即席のにゅう麺をご紹介しましたが、奈良、特に三輪周辺では美味しいにゅうめんが食べられるお店がたくさんあります。
機会がありましたら、是非、大神神社の参拝と三輪素麺でパワー補給してください。
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