西善

西善さんは東吉野の和菓子屋さんで、江戸末期の創業の老舗です。

看板商品の「杣(そま)づと」は、「山からの贈り物」を意味するという名の通り、山の恵みの栗がごろっと入った羊羹です。

甘すぎず上品な味わいで、包装も品がよくおしゃれです。

 

羊羹なので、日持ちがするし、常温保存が可能で、包装も素敵なので手土産や贈り物にも重宝です。

2018年には、東吉野の本店に続き、2号店の香芝店が近鉄五位堂駅から歩いて3分ほどの場所に、オープンしています。ガラス越しに大きなかまどが見えるおしゃれなお店です。こだわりの手作り餡子が美味しく、豆大福やどら焼きもとってもおいしいです。餡子だけでなく、どら焼きの、カワの生地がなんとも言えないおいしさです。
東吉野までは、と思った時でも、手軽に行けるのでオススメです。

西善の豆大福やどら焼きがおいしくっておすすめ

西善さんといえば、栗羊羹『杣(そま)づと』が有名ですが、香芝店で購入したどら焼きが、あんこがとても上品な甘さで、皮も美味しい、絶妙な味でした。

また、香芝店の人気商品の豆大福も美味しく、わざわざ京都の出町まで行かなくても十分満足できる豆大福がいただけます^^

香芝店は4代目さんがご主人だそうです
西善 香芝店

西善の豆大福

香芝店の一番人気商品。
粒々餡子の食感と程良い甘さ、
そして餡子を包んでいる餅生地の塩加減とのハーモニーが何とも言えません。
西善 豆大福

西善

1個160円(税込)です。

西善のどら焼き

本店でも販売しているのですが、売り切れで買えなかったどら焼き。念願のどら焼きは、皮の香ばしさも抜群で、今までで一番おいしいどら焼きといっても言い過ぎではありません。

西善 どら焼き西善どら焼き

1個170円(税込)です。

西善は栗羊羹『杣(そま)づと』って

西善の看板商品である「杣づと(そまづと)」は栗羊羹。「杣」は人の手が入った山、「づと」は包むもの、お土産といった意味があるそうです。山里からの贈り物といったニュアンスの名称で、ネーミングが抜群です。

杣人(そまびと)は山に生きる木こりたちのことです。

西善 杣づと

西善 杣づと

パッケージもおしゃれです。

西善

玄冬花

冬になると、水羊羹が登場します。水羊羹といえば、夏のイメージですが、こちらの水羊羹は新小豆のでる時期(11月立冬より奈良お水取りが終わる頃まで)だけつくる羊羹だそうです。

その名前がまた『玄冬花』とは、また、おしゃれです。

西善 

どら焼き以外に、巌瓮最中もおすすめだそうです。
「厳瓮(いつべ)」は神武東征の伝説に登場するもので、日本書紀(巻三)によると、熊野から軍を率いて北上した神日本磐余彦尊は、ここで厳瓮を使った祈(うけい)をした。とあるそうです。

カワを手焼きで作っておられサクッっとした食感と、甘さ控えめの北海道産の粒餡を使用したシンプルな商品。注文を受けてから仕上げて頂けます。

さきがけ

「さきがけ」は、天誅組の変から150年記念の際に開発された商品で、 天誅組をモチーフにしています。

焼き印の「紅葉水」は、楠木正成の「菊水」をイメージして、村役場の島田幸子さんが図案化されたものとか。
西善

嚴瓮最中とは違い、こちらはたっぷりのこし餡を使用されています。

西善のお店

西善さんは、江戸末期創業の老舗の和菓子屋さんです。こんなところにも、こんな素敵な和菓子屋さんがあるんだ!?と初めて行くときは、感動します。

古い木造建築に暖簾がゆれて、歴史を感じさせてくれる美しい外観です。
西善 東吉野

どら焼きも栗饅頭も残念ながら売り切れでした。西善

西善のお店の基本情報

御菓子司 西善さんは、東吉野村本店と香芝店があります。

御菓子司 西善 東吉野村本店

奈良県の桜で有名な吉野からでも車で30分ばかりです。
歴史的には関西と伊勢を結ぶ「伊勢街道」にあります、。東吉野の村役場の近くです。

東吉野

住所 奈良県吉野郡東吉野村小川701
電話番号 0746-42-0061
営業時間 8:00~20:00
定休日 水曜日
駐車場 店舗横に3台程度
最寄り駅 近鉄上市駅から車で20分、近鉄榛原駅から車で25分

御菓子司 西善 香芝店

4代目の西林睦晴さん(33)が店長の香芝店。かまどが象徴的なおしゃれなお店。実際かまどで小豆を炊いているそうです。
西善 香芝

西善 香芝
西善 香芝西善 香芝

住所 奈良県香芝市瓦口158-4
電話番号 0745-47-2685
営業時間 9:00~19:00
定休日 火曜日
駐車場 ビルの駐車場 塾の横に駐車場
最寄り駅 近鉄五位堂駅徒歩2分

近鉄五位堂駅からも近く電車でも便利です。

西善のまとめ

西善の御菓子は、どれも真っ当な味がする。って言ってた方がいますが、ホントそんな感じです。「小豆から餡を炊くことにつきる」そうです。どの御菓子にも使われる餡は、その製品ごとに、小豆から炊いて、それぞれに合う餡へ炊き分けていくそうです。
できたてのおいしさを味わってほしいので、大量の作り置きはせず売れた分だけ作り足すそうです。
香芝店で聞いたところ、11時ごろが、商品も揃っていて、おすすめのようです。

最後に、今回紹介した情報がお役に立てましたら、


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西善は栗羊羹『杣(そま)づと』はTHE KASHIHARA(橿原ロイヤルホテル)などでも購入できます。