御所市古瀬の「古墳カフェ・Midoro」さんに行ってきました。
築180年と歴史ある民家の長屋門の一部を改装した素敵なカフェです。
2022年12月オープン。メニューはプレートランチとデザートとドリンク。プレートランチは予約制です。
古墳カフェ・Midoroさんのおすすめポイントは、なんていっても敷地内にある「水泥古墳(みどろこふん)」です。
水泥古墳は約100メートルの間隔を隔てて存在する水泥北古墳と水泥南古墳を併せて、2基一括で昭和36年に国指定史跡に指定されているそうです。
水泥古墳は北古墳と南古墳両方の石室内部を見学させていただけることです!!古墳好きにはたまらないスポットですね。
北古墳は、持ち主の敷地内の裏山にあり、カフェを開いたという事で、営業時間内は、奥様の解説付きで見える様になったそうです。
本物の古墳があるカフェ。すごいですね!!
カフェで、ランチを注文して、水泥古墳へ。
古墳カフェ・Midoroさんのプレートランチ食べてきました
こちらのプレートランチは、素材本来の自然の旨みを引き出す「重ね煮」で調理した体に優しいメニューだそうで、お野菜たっぷりです。
ご飯から、野菜まで、大和産にこだわっています。
ランチには吐田米(はんだまい)をはじめ、地産地消の新鮮な食材を中心に使用されているそうです。
吐田米は奈良と大阪の境目にある金剛・葛城山から流れる清水や気温の寒暖差、良質の砂質土壌等、恵まれた環境の中で収穫した地域限定のお米で、品種はヒノヒカリです。
ガラス鍋に野菜を層のように重ねて蒸しする調理方なので、野菜の味がしっかりと引き出されて、じわーと美味しい感じです。盛りだくさんの品数で、どれも身体に優しい感じがうれしいです。
おはぎがめちゃくちゃおいしかったです。
古墳カフェ・Midoro(みどろ)のメニュー
日替わりMidoroランチプレート1500円
+300円で飲み物とデザートがつけられます。
飲み物 各400円
・ホットコーヒー
・無農薬レモングラス
・リンゴジュース
・和紅茶
・有機ルイボスティ
・アールグレイ紅茶
デザート
・甘酒と米粉のバスクチーズケーキ(300円)
・米粉のパウンドケーキ(300円)
・手作りおはぎ(300円)
・Midoroスペシャルスィーツプレート(500円)
(バスクチーズケーキ・パウンドケーキ・手作りおはぎ)
古墳カフェ・Midoro店の様子
古墳カフェ・Midoroの基本情報は
住所 | 御所市古瀬904 |
電話番号 | 080-5326-0269 https://www.instagram.com/kofun_cafe_midoro/ |
営業時間 | 11:00〜16:00 |
定休日 | 水〜土曜 |
席数 | カウンター4席・テーブル席→4席✖️2テーブル・お座敷席→最大20席 |
駐車場 | あり 7台程度 |
最寄り駅 | 薬水駅から582m |
水泥古墳って
水泥南古墳の北約80mの民家敷地内にある水泥北古墳(水泥塚穴古墳)とともに今木の双墓と呼ばれています。以前は蘇我蝦夷と入鹿の双墓では!?という説もあったそうですが、時代的にもう少し古いので、巨勢氏関連?のようです。
奈良県御所市から高取町にかけて南北約5キロの範囲に広がる巨勢谷(こせだに)は、5世紀後半~7世紀半ばに200基以上の古墳が築造されたとされる。6世紀以降に力をつけた豪族・巨勢氏の居住地の中心だったと考えられている。
水泥(みどろ)南古墳(国史跡)も巨勢谷にある円墳。築造は6世紀後半
羨道部にある前棺の縄掛突起の短辺の1対に、それぞれ蓮華文が彫り込まれており、仏教文化との関わりがあったのか注目される古墳だそうです。
奥の玄室と羨道(せんどう、通路)に、2基の家形石棺が置かれている。
水泥北古墳は古墳カフェmidoroさんの敷地、西尾邸内にあります。石室は、花崗岩の大きな石を用いて構築している。6世紀中頃の築造である。すでに棺はないですが、凝灰岩の破片が出土したので、元は石棺が安置されていたと推測できる。
1961年(昭和36)に国の史跡に指定。
追葬時に瓦質円筒状の配水管を使用していたらしく、別室で展示されていました。
御所の古墳カフェmidoroさんのまとめ
全国に古墳をコンセプトにしたカフェはいろいろありますが、こちらの古墳カフェmidoroさんは本物の古墳があるカフェ。付近はハイキングコースにもなっているので散策の際に立ち寄るのもおすすめですね。
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