秋に奈良の柳生の里と柳生街道を歩いてきました。
今回の目的の一つは、「柳生一刀石」
鬼滅の刃の聖地として柳生一刀石が人気なのだそうです。
近くに撮影用の小道具として刀を置いてくれていました。
柳生街道は春日山と高円山の谷あいの道を通り、奈良市街地から柳生へと通じる古道です。
2年ほど前、円成寺から奈良公園への道を歩いたので、今回は、円成寺から剣聖の里柳生へ続くコースを歩きました。
柳生街道は約300年前に柳生新陰流が興されて以来、「柳生の剣」を求める武士がこの道を通って柳生の里へと足を運んだと言われています。
円成寺周辺の紅葉も非常に美しく神秘的です。
今回は、12月に入ってからだったので、紅葉は終盤でしたが、前回訪れた時は本当にきれいな紅葉が見られました。
JR東海の“ いま、ふたたびの奈良へ ” で運慶作の大日如来さん。が紹介されたこともあるお寺です。新緑も素晴らしいです。
鬼滅の刃の聖地 柳生一刀石の伝説
柳生の里は江戸時代に将軍指南役として天下に権勢を振るった柳生藩一万石の地。
山中にある一刀石は、石舟斎が修行中に天狗を切り捨てると2つに割れた巨石があっという伝説が残る場所なんです。
柳生一刀石が鬼滅の刃の竈門炭治郎が修行中の名シーンを再現できると人気で、
一刀石が鬼滅の刃の聖地として人気スポットになり、コスプレをして写真撮影に来る人も増えたそうです。
確かに、あのシーンは柳生一刀石を思い出しますね。近くに撮影用の小道具として刀を置いてくれていました。
この子は?
また、奈良柳生邸などでは、1000円でコスプレ撮影の着替え場所を提供しているんだとか。
着替え場所を利用したい場合は事前に確認してみてください。
奈良柳生邸については⇒こちらで確認してください。
柳生一刀石へのアクセス
一刀石は山の中にあるのでまで、動きやすい格好&歩きやすい靴がおすすめです。
一刀石は天之石立(あめのいわたて)神社の奥にあります。
鳥居を過ぎて、薄暗い山中を進むと、突然、大地に突き刺さっている巨大な岩があります。
天之石立神社は、天岩戸開きに手力男命が岩戸を開いたとき、その岩戸がここに飛んできたという古代の自然信仰の地なんだそうです。
柳生一刀石は7メートル四方という巨石、柳生新陰流を創始した柳生石舟斎が天狗と試合をし、一刀のもとに切り捨てたところ、石が割れて残ったという伝説があるそうです。
電話番号:0742-94-0002
休業日:無休
営業時間:ー
駐車場:なし
料金:無料
※現地には、自家用車で直接行くことはできません(柳生観光駐車場から徒歩約15分)。
アクセス・駐車場
JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス「柳生・邑地中村・石打行き」で約50分、「柳生」下車。柳生のバス停から徒歩約30分。
営業時間 :年中無休 午前9時から午後5時(午後5時以降も出庫は可能)
利用料金 :普通自動車、小型自動車、軽自動車・・・600円(1日1回につき)
お問い合わせ :(指定管理者)柳生観光協会(0742-94-0002)
(担当課)観光振興課(0742-34-5135)
十兵衛食堂さんで鬼滅の刃うどんが!?
柳生は、お店もほとんどありませんが、是非寄っていただきたいのが十兵衛食堂さんです。
『十兵衛食堂』さんは、50年近く前に先代さんが始めた町の食堂は、町の人の憩いの場。
今でも変わらず昔ながらの味を楽しめる食堂です。今では少なくなった昭和の田舎の食堂の雰囲気が感じられる店内。
十兵衛食堂さんは柳生のバス停の前にあるので、バスの方も便利です。
今回もバスに乗る前に寄ろうと思っていたのですが、時間が遅くなって、寄る時間が無くなったのでご紹介だけ。
十兵衛食堂さんの名物は「十兵衛うどん」です。
柳生家の家紋をイメージして、大きなシイタケが2枚、ど―んとのっています。
なんでも、柳生家の家紋は二蓋笠(にがいがさ)を表現しているそうです。
が、今人気は何といっても鬼滅の刃うどん。
鬼滅の刃うどんがこちら、500円と良心的です。ヤングコーンで椎茸の岩を切っています^^
今回は中のメニューが見れなかったので店頭のショーケースから、もちろん、メニューの種類は他にも多数あります。
とろろ定食、山菜定食 1080円
十兵衛うどん、十兵衛そば 600円
とろろ飯、親子丼、他人丼 550円
中華そば 580円
天ぷらうどん 550円
鍋焼きうどん 650円
カレーライス 550円
おにぎり 3ケ 400円
コーヒー ホット&アイス 300円
ぜんざい 500円
十兵衛食堂の基本情報
入口ではお土産も販売されています。
住所 | 奈良市柳生町83-3 |
電話番号 | 0742-94-0500 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(月曜が祝日の場合は開店、火曜休み) |
席数 | 4人掛けテーブル席が4、2人掛けテーブル席が1、座敷には6人テーブル席が2卓 |
駐車場 | 細い路地を挟み向かい側に専用駐車場あり |
最寄り駅 | 笠置駅から3,283m |
剣豪の里・柳生の見どころ
芳徳寺
柳生家の菩提寺で、本堂裏手の松林の中に代々の柳生家の墓があります。
寺の横手からは柳生の里が一望できます。
赤い欄干のもみじ橋
旧柳生藩家老屋敷
江戸時代の後期、柳生藩家老として藩の財政を立て直した小山田主鈴(しゅれい)の屋敷。
奈良県下では唯一の武家屋敷遺構なのだそうです。
昭和39年作家山岡荘八氏の所有となり、「春の坂道」(NHKでドラマ化)の構想を練った屋敷だそうです。氏の亡き後は、その意志により、奈良市へ寄贈されました。
旧柳生藩陣屋跡
4月上旬には公園をぐるりと囲む約200本のソメイヨシノが見頃になるそうです。
十兵衛杉
見どころのひとつの十兵衛杉は落雷で枯れてしまっていました。
柳生十兵衛は、徳川家の兵法指南役となった柳生宗矩(むねのり)の長男で、柳生新陰流を極めたとされる剣豪。千葉真一さんの十兵衛が一番印象的でした。
柳生一刀石のまとめ
柳生一刀石は柳生石舟斎が天狗と試合をし、一刀のもとに切り捨てたところ、石が割れて残ったという伝説がある昔からの名所です。
写真で見るより、やはり迫力はすごいです。思わずポーズをとりたくなります^^
奈良には、こちら以外にも、葛木埜火雷神社(笛吹神社)が鬼滅の刃の聖地として人気スポットです。もし機会があれば。
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